残雪残る飛騨の谷で山菜狩り
この時期はまだ水温が冷たく魚も活性が低いですね。この谷は比較的よく行く谷ですが釣れるときは、アマゴ、ウグイ、ヤマメ、ニジマス、イワナなど五目釣りのできる谷です。今回も竿を振ってみようかとも思いましたが、水が冷たく、雪代がでていたため山菜狩りに変更です。
ここはこのように民家のすぐよこを流れる谷で竿が降りやすいです。谷におりてすぐのところで早速みつけました
(コゴミ、クゴミ、コゴメ、草ソテツ)
山菜は名前が地域によって変わるので地元の人とはなすと分からなくなることがあります(汗。
こごみです!!見てわかる通り奥にも、いい感じに巻いているこごみがありました。
すごい沢山あります!!
こごみは灰汁がすくなく、おひたし、天婦羅、汁の実、煮物など料理の幅も広く、あげても喜ばれる、おいしい山菜です。洗って冷凍保存も可能なので毎回つい、とりすぎちゃいます。
※こごみを採取するさいは株の2~3本をまびくようにとっていきます。見つけた際は必ず取りきらないでください。残しておくことで来年につながります。
お次は、これ
(ウルイ、オオバギボウシ、アメフリバナ、ギンバリ、ウリッパ)
うるいです。別名オオバギボウシとも言ったりします。どちらかというと、こっちの方が本名。これもいい具合です!!ウルイはおおきくなりすぎるとえぐみがでてくるので食べにくくなります。これくらいの頃のウルイは生でもかじれる位に灰汁がなく、シャキシャキとした触感でおいしいです。もちろん、おひたし等いろいろな料理にも使うことができます。
まだ、ありました
カンゾウです。これも群生するので一つあると大体周囲に大量にあります、写真のものはすでに大きすぎるくらいですね。生え際の白いところから採取します。これも癖がなくお浸しでいただくことができます。昔から生薬などとしても使われていスーパー山菜です。
この谷一つでまだありました。
(クレソン、オランダガラシ、ミズガラシ、タロナ、など)
これはスーパーなどにも良く見かける、ちまたで話題のやつですね。クレソンは水の綺麗なところで結構みかけます。手軽にとれて、生食もいける優秀な山菜だと思います。大きなやつを複数もってかえりました。
(ワサビ、ワサビナ、山ワサビ、沢ワサビ)
これは渓流の定番、ワサビです!ここには沢山群生しています。ワサビを見つける珍しさからか気分が高揚しルンルン気分で採取してしまいますが、意外と使い道がすくなく、辛みがあるため好まない人も少なくないため消費しづらいです。これに気付いてからは余り取らなくなりました。
これもワサビです。茎の太い部分はスジっぽさがありました。料理の仕方が悪いだけかもですが・・・
こんな感じで今年も山菜のシーズンが本格的にはじまりました。釣りもいいですが、時には山野草に目をむけてみると釣れなかったときなど別の楽しみがあります。